5月のご挨拶
- 藤川 康平
- 2022年5月16日
- 読了時間: 1分
風薫るすがすがしい季節となりましたが、皆様にはお元気であることをお喜び申し上げます。 梅雨が近づく5月は、徐々に湿気が多くなってくる時季。からだの中も余計な水分がたまり、だるさやむくみが出やすくなります。薬膳の世界では、この余計な水分は「湿(しつ)」が原因とされ、関連がある臓器は「脾(ひ)」=消化器全般といわれています。梅雨本番に備え、「脾」をいたわってからだの巡りをよくし、「湿」をからだの外に追い出す習慣をつけましょう。それには、「脾」の機能を高める「健脾(けんぴ)」、「湿」を排出してくれる「利水(りすい)」の食べ物を取り入れることが大切です。【「脾」をいたわる「健脾」の食材】大豆、いんげん豆、ひよこ豆、じゃがいも、枝豆、オクラ、なす、人参など【「湿」を排出する「利水」の食材】小豆、大麦、アスパラ、いんげん、キャベツ、枝豆、ココナッツなど。季節の変わり目ゆえ、どうぞご自愛くださいますように。
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